【荒地の除草・均し】

  • 雑草や不要な木などを撤去し、土地を平らに整える作業です。
  • 建物や構造物をつくる前の大事な準備で、土地の「健康診断」ともいえる工程です。
  • これにより、地盤が安定し、後の工事の仕上がりや耐久性が大きく変わります。

【コンクリートブロック積み】

  • 敷地の境界や土留め(どどめ:土が流れないようにする構造)としてブロックを積んで壁をつくります。
  • ブロックの水平・垂直がしっかりしていることで、安全性と見た目の美しさが保たれます。
  • 擁壁(ようへき)やフェンスの基礎としても使われ、強度がとても重要な作業です。

1. 安全第一

  • 作業中の事故防止のため、周囲の確認・声かけ・防護具の着用を徹底。
  • 特に重機を使う場面やブロック積みの際は、倒壊やけがのリスクを避けるため慎重に進めます。

2. 下地づくりの丁寧さ

  • 荒地の整地では、凹凸がないように丁寧に転圧(てんあつ:土を固める)を行います。
  • これを怠ると、後の舗装や構造物が傾く・割れるなどのトラブルにつながるため、特に重視しています。

3. 水平・垂直・通りの正確さ

  • ブロックを積む際は、糸を張ってまっすぐ積む「通り出し」と、水平器での確認を欠かしません。
  • 少しのズレでも見た目や強度に影響が出るため、時間をかけて正確に施工します。

4. 水はけ・排水の確保

  • 雨水がたまりにくいよう、土地の傾斜や排水の流れを考慮した施工を行います。
  • 将来のぬかるみや浸水を防ぐための重要ポイントです。

5. 近隣への配慮

  • 工事音・ほこり・振動など、近隣に迷惑がかからないよう配慮します。
  • 挨拶・案内・時間帯の調整など、地域との信頼関係も大切にしています。